マウスの”チャタリング”とは、本来1回のクリック操作であるはずが、実際には2回以上のクリック信号が誤って送られてしまう現象のことを指します。この問題は、ハードウェアやソフトウェアの両面から影響を受けることがあり、その原因や影響は多岐にわたります。一見些細な問題に思えるかもしれませんが、マウスのチャタリングは作業の生産性を低下させる原因となるだけでなく、ユーザーのストレスや不快感を引き起こす可能性もあります。
ゲームのプレイ中や作業中に身に覚えのない操作ミスが増えた際はチャタリングチェックをできるWebサイトがあるのでご確認してみてください。
ちょっとしたマウスチェック・テスト
https://anysweb.co.jp/mousecheck/
今回はCOUGAR 700Mのチャタリング修理です。
修理の流れ
今回は左クリックのチャタリングと言うことで分解してきます。
筐体のお尻の部分が少しきつめでしたがそこまで難しく無く分解できました。また、USBケーブルが直接半田付けされていますのでそのまま作業をしていきます。
周りにはプラスチックの部品もあったため、低融点のはんだを使用して半田ごてだけで外すことにしました。当店では、ビスマス、鉛、およびスズを組み合わせた合金を使用した低融点はんだを自作しており、これにより低コストで効果的な作業が可能です。市販の高級な低融点はんだも存在しますが、自作の低融点はんだはコストを気にせずたっぷりと使用することができます。そのため、基板や部品に熱によるダメージを与えることなく、部品交換を行う際にも最適な選択肢となります。
今回は左のみですが右と触感が変わるとまずいので同じ物で両方変えていきます。
交換後組み直してチャタリングテスト用のサイトでチェック後修理完了です。
まとめ
ゲーミングPCの普及によりゲーミングPC用の周辺機器が増えマウスやキーボードなど高級な周辺機器が増えました。マウスやキーボードなどは消耗品ですが中のスイッチを交換するだけで使えることが多いです。外観などかなりへたってしまった場合は新しいマウスやキーボードを買い換えることをお勧めしますが、購入時の価格が高かった物や廃番になってしまったモデルは修理するなどの対処が必要になりますので、修理専門店などにご相談ください。
Earth BoundではパソコンやBTOの修理の他にNintendo SwitchやPlayStationなどのゲーム機の修理も受け付けております。
特に、Nintendo Switchは修理部品が豊富に御座いますので即日対応ができる場合が多いです。
「起動しない」、「充電ができない」、「ゲームカードが読み込まない」、「水没」、「画面を割ってしまった」など例を挙げたもの以外にも様々な故障にに修理対応致します。
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