Nintendo Switch BSOD修理【修理事例付メモリ編】

BSOD(ブルースクリーンオブデス)とは、Nintendo Switchユーザーが直面している問題であり、スイッチの画面が青く点滅し、ゲームやアプリケーションが起動しなくなる状態を指します。これにより、ユーザーはスイッチを再起動する必要が生じますが、再起動しても問題が解決しないことがあります。
また、BSODはCPUとメモリ,eMMC関係の不具合でWi-FiのICでの不具合でOSOD(オレンジ画面)も存在します。

Nintendo Switch BSOD(青い画面)の原因【修理事例付CPU編】 https://earth-bound.jp/blog/?p=244

詳しい原因は引用元の当サイト記事をご参照ください。

症状確認

ばっちり青画面でちょっと反ってるのが気になりますが分解してメモリを抑えて起動してみたところ無事起動しました。メモリが原因の用なのでメモリを取り外していきます。

修理(メモリリボール)

Nintendo Switchの基板サイズならヒートガンのみで外せなくもないですが熱不足での基板損傷を防ぐためにプリヒーターでしっかりと全体を温めてからヒートガンで取り外していきます。

取り外したところ四隅のパッドがはがれてしまっています。依頼者からのお話で衝撃を与えたことがあるそうなので衝撃によるパッドの損傷かと思われます。実際四隅のパッドは信号に使われてないので剥がれてもNintendo Switchの動作に支障はありません。

ですが、この赤丸を付けた部分は信号が通る場所なので修復が必要になります。右下側の下地が少し見えてる方は他のパッドで代替できるのですが上のパッドはメモリのデータ用のパッドなので修復しない限りBSODが直ることはありません。

ちょっと前までは細いワイヤーを繋いでそれをくるくると巻いてパッドを作っていましたが、最近は小さい銅箔のパッド修復用シールが普及しております。はんだをしっかりと付けた後、熱を加えてパッドが剥がれないように硬化剤で必要な部分を覆います。再度テスターで修復したパッドが接続されてるか確認後メモリの再実装に移ります。

メモリのリボールも済ませて再実装後仮組み直していきます。

無事起動できたのでテストプレイする為にグリスなど塗り直して組み直します。

動作確認

BSODなど重度の症状の場合は3時間ほどテストプレイをさせて頂きます。
テストプレイをするためにTVモードを確認したところ、TVモードだけが動作しないことがわかりました。お客様と相談した結果、今回は修理を見送っていただくことになりました。

その理由として、まずはパッドの損傷があり、また本体の反りもかなりひどかったため、修理を行っても再度問題が発生する可能性が考えられました。さらに、最悪の場合、修理が不能になる可能性もありました。そうしたリスクを考慮し、TVモードの修理料金で新しいSwitchを購入していただくことをお薦めさせていただきました。Switchは故障すると、Nintendo Onlineのセーブデータお預かりサービスに加入していても、修理以外ではセーブデータを取り出すことができないゲームが一部存在します。そのため、調子が悪いSwitchをお持ちの場合は、早めにセーブデータの移行をお勧めしております。

今回はパッドの修復がありましたので1時間ほどテストプレイで3時間、計4時間で修理完了しました。

Earth BoundではNintendo Switchの修理の他にPlayStationなど他のゲーム機の修理も受け付けております。

特に、Nintendo Switchは修理部品が豊富に御座いますので即日対応ができる場合が多いです。
「起動しない」、「充電ができない」、「ゲームカードが読み込まない」、「水没」、「画面を割ってしまった」など例を挙げたもの以外にも様々な故障にに修理対応致します。

 

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