Nintendo Switchの充電口がぐらぐらしいて充電ができなかったり場合によって充電できたり接触不良を起こして困っていませんか？

充電口故障の症状

ぐらぐらしている場合

充電口のはんだが割れていたり中の配線が切れてる場合に起ります。症状が軽い場合はケーブルの向きによっては割れた部分や切れた部分が一時的に繋がって充電が復活します。ですが配線が他の場所に触れてショートしたりすると修理不能な故障になる場合があるので注意しましょう。

充電ケーブルを裏返すと充電ができる

これは充電口の中が故障してる場合と基板側の配線が切れてる場合に起ります。ぐらぐらしてない場合は殆どが充電口の中の端子がめくれてしまって故障しています。この故障もめくれた端子が他の端子に触れた状態でケーブルを挿すことによってショートする可能性があります。その場合は修理不能な故障になる場合があるので注意しましょう。

TVモードが使えない

普段の充電をドックのみで行ってる方が遭遇する場合が多いです。この場合基板のTV用出力の部品の不具合も考えられます。ドックに差し込んで揺らすとTVモードが映る場合などは充電口の故障となります。※ドックに挿して揺らして確認する方法は大変危険なので絶対やらないでください。

まとめ

充電口のぐらぐら・片側のみの充電・TVモードのみできないなどは、充電口のトラブルとなり公式修理では基板交換となります。そうなるとNintendo Switch本体は初期化されてセーブデータは無くなってしまいます。Nintendo Onlineではセーブデータのバックアップサービスも御座いますが、ポケモンなど一部ゲームではセーブデータのバックアップが対象外となっっております。

その場合セーブデータを戻すには基板修理しか無く、基板修理を請け負っている修理専門店にて修理を依頼してください。

充電口故障の色々

充電口の修理はNintendo Switchの基板修理でも1，2位を争うほど多い修理です。

これは充電口がぐらぐらになっている故障です。基板の足が既にちぎれている為まったく充電ができない状態で更に基板の一部パッドが足に引っ張られて剥がれている状態です。普通はヒートガンではんだを溶かしてから部品を取るのですが分解してネジを取り外すと簡単に取れてしまいました。

これが正常の状態です。綺麗に全てのパッドにはんだが付いている状態でこの場合は充電口を取り替えるだけで簡単に修理できます。

充電口は充電口本体とネジ止めとはんだで固定する足になる部分のプレートがスポット溶接で止めてあります。ぐらぐらになっている充電口はだいたいこの支える為のプレートの溶接が切れてしまい充電口本体が細い配線用の足だけでくっついてる状態になっています。こうなるとかなりぐらぐらになっています。充電ができるからと言って無理をしていると中の配線やパッドがちぎれたり剥がれたりします。

これは下側のパッドがほとんど剥がれているパターンです、Nintendo SwitchはTypeC充電口を採用しているのでこの場合充電ケーブルを表側で挿すと充電できますが、裏側だと充電ができないです。また下側のパッドはTVモードをするための信号が流れる場所なのでこの場合携帯モードでしかNintendo Switchで遊ぶことができません。
この様な場合でも基板の配線全てが取れてる訳ではないので取れた部分を修復してあげることによって元通りにTVモードや表裏での充電もしっかりできるように修理できます。

充電口のみ交換の場合は作業自体は30分ほどで終わります。

基板修理の場合は更に30分～1時間ほどです。
また、充電トラブルの為だいたいのNintendo Switchが充電切れになっています。その場合点検できる所まで充電するのに15分ほどかかります。